俳句を教えてもらうようになって1年と半年あまりが経ちました。2か月に一回、自分が作った俳句を見てもらいながら俳句について教えてもらっています。
 5・7・5
 17文字の世界に惹かれたのです。

 数年前、言葉が持つ力を大切にしようとしているのにもかかわらず自分の言葉にもどかしさを感じて、どんどん言葉から離れて行こうとしている自分自身がいたのです。言葉を介してのコミュニケーションに懐疑的になることも度々ありました。一方で、ヨガ・オブ・ボイスをとおして声をいのちのつながりを探求する旅の途上にあり、その中で言葉をなにかに繋がる音として捉えてみたかったのかもしれないです。

 俳句をやってきて、ようやくこの頃になってわかってきたことがあります。

 それは

 ことばを知らないということ

 本当に、私は言葉を知らないのだなと気づきました。これまで生きてきて、知っている言葉を使って話して伝え、書いて伝えてきました。本を読むのも好きで言葉をある程度は知っていると思い、色々な場面で言葉を使って生きてきたのですが、これほどに言葉を知らないのだと思い知らされたのは驚きでした。

 言葉の種類だけではなく、言葉が持つ意味や深さをこんなに知らないできたことを思い知らされたことは思いがけない気づきでした。

 言葉を知るために学び続けるしかないです。言葉、これはなんだかとても楽しみです。
そして、言葉を知るために大切なことはもっと根本的なこととして次のことがあります。

「見つめる力・五感で感じる力」
「観察する力」
「発見する力」
「感動する力」

 自分の思い込みや感情に溺れて自分の中で繰り返されていく言葉ではなく、物事や周りのありとあらゆる存在、自然の中にある摂理や微細な変化を捉えることで立ち現れる言葉があらわすところに、大きな働きを観る広さと深まりにつながることができたら幸いだと思えるようになりました。